カクテル・ドリーム〜それぞれの道〜
「‥わかりました。」


サトシくんがそう返事すると、櫻坂先生は嬉しそうに微笑んだ。


「良い返事を待っているよ。」


櫻坂先生はまた帽子を被って帰っていった。


櫻坂先生の背中を見送ったあと、サトシくんは小さなため息をついた。
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