王子と姫が出会いました。
【姫】
『16歳、オメデト』
『来年は起きとけよ?』
『姫、大好き…』
それは真夜中に何度か体を揺すられ、夢うつつで聞いた言葉。
睡魔には勝てなくて起きられなかった…。
目を覚ますと、ガッチリと王子君に抱きしめられてて…。
初めに気づいたのは右手の違和感。
キラッと光る小指のリング…。
カワイイ、ピンク色の石が付いててあたし好みです…。
「王子く~ん…。嬉しいです~!!」
「ぅぁん?んー…」
抱き着いたら一瞬だけ起きた王子君はさらに強くあたしを抱きしめ、無意識に頭を撫ではじめた。
初めてもらった彼氏からの誕生日プレゼントにウキウキしちゃいます!!
大好きです!!
「大好き、王子君!!王子く~ん!!」
「チュー…」
チュー?
してほしいんですか?
テンションに任せて、まだ夢の中の王子君に触れるだけのキスをした。
初めて自分からしちゃった…。
『16歳、オメデト』
『来年は起きとけよ?』
『姫、大好き…』
それは真夜中に何度か体を揺すられ、夢うつつで聞いた言葉。
睡魔には勝てなくて起きられなかった…。
目を覚ますと、ガッチリと王子君に抱きしめられてて…。
初めに気づいたのは右手の違和感。
キラッと光る小指のリング…。
カワイイ、ピンク色の石が付いててあたし好みです…。
「王子く~ん…。嬉しいです~!!」
「ぅぁん?んー…」
抱き着いたら一瞬だけ起きた王子君はさらに強くあたしを抱きしめ、無意識に頭を撫ではじめた。
初めてもらった彼氏からの誕生日プレゼントにウキウキしちゃいます!!
大好きです!!
「大好き、王子君!!王子く~ん!!」
「チュー…」
チュー?
してほしいんですか?
テンションに任せて、まだ夢の中の王子君に触れるだけのキスをした。
初めて自分からしちゃった…。