王子と姫が出会いました。
スーツを脱いでお風呂に入った王子君がこたつに入ってて、もっといっぱい触ってたい…。



「王子君、寝ませんか?」

「具合でも悪い?」

「ううん…」

「なにがあったか話す気にはなんない?」

「なにもないもん…。王子君に触ってたいだけ…」



王子君って出会った時からそうだった。



この人はあたしの心を読むのが得意。



立ち上がった王子君があたしの後ろに回ってそのままギュッて…。



「クリスマス、どっか泊まりに行こうか」

「えっ?」

「今から予約はムリかもしんねぇけど。ライアンが冬休みは仕事しなくていいって言ってくれたから」

「本当!?毎日一緒にいる!!」

「ん…」



王子君に仕事がないなんて珍しい。



くっついて離れたくないよ…。



「なんか欲しいものある?クリスマス」

「王子君がそばにいてくれたらいいです…」

「それは当たり前のことだから却下」

「じゃあ王子君が欲しい」

「もう姫のもんじゃん?」



大好きすぎて絶対離したくない…。



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