ある日モテ期がやってきた!!~愛されすぎてどうしよう~
その後、授業が始まったからメールは途絶えてしまったけれど、次の休み時間になってすぐ、また村雨くんからメールが届いた。
【 1つだけ確かめたいことがあるんだけど、結城さんは、犬太郎のことをどう思ってる?
そして、僕のことをどう思ってる? 】
犬太郎のことと、村雨くんのこと……。
私は、犬太郎のことも、村雨くんのことも好き。
村雨くんが犬太郎なんだと知って、今は戸惑いばっかりだけど……。
でも、ずっとメールのやり取りを続けてきた犬太郎と、これから先もやり取りを続けていきたい。
犬太郎が好きだから、これからもそばに居てもらいたい。
そして村雨くんは、とても大切な友達で、そばに居てくれると安心出来る人……。
犬太郎に対する気持ちと同じくらい、村雨くん自身のことも好き。
でも……。
でも私は、青山や犬飼くんのことも好きなんだ……。
仲の良い友達以上になりたい。って、みんなに対して思ってる。
……私は、ズルい女……。
【 私、どうすればいいかわからない。
青山や犬飼くん、そして村雨くん、犬太郎……。
私、みんなと一緒の時間が凄く楽しくて、みんなとずっと一緒に居たいって思ってる。
でも、全員に良い顔したままではいられない……わかっているのに、みんなとの時間を、望んでしまうんだ…。 】
“全員に良い顔なんて出来ない。”
村雨くんの言葉が真実であり、現実…。
でも私は、全部を望んでしまうんだ……。
【 じゃあ、全員と付き合ってみるか(笑) 】
……え?