ある日モテ期がやってきた!!~愛されすぎてどうしよう~
ドキ ドキ ドキ....
「好き」を意識した瞬間、胸のドキドキが大きくなる。
教室には私たち二人しか居なくて、他には誰も居ない。
「僕も、結城さんのこと、もっと知りたいよ」
その言葉に胸がキュンとなって、村雨くんが微笑んだのを見て恥ずかしくなって、目を逸らして……そしてドキドキはさっきよりも大きくなる。
緊張を感じながらも、どこか心地いい二人の時間……。
「犬太郎は僕だったから、やっぱり幻滅しちゃった?」
「……ううん。 ビックリはしたけど、今は嬉しい」
「そっか」
凄く安心した顔で笑い、窓際で外を眺める。
「僕も、結城さんがユウだとわかった時は凄く驚いたけど、でも、凄く嬉しかった。
僕は、メル友としてのユウも、現実での結城さんも……全部ひっくるめて好きなんだ」
微笑む村雨くんが私の手を握り、微かに引く。
「結城さんと会えて、本当に嬉しかった」
「村雨く……」
私たちの距離が更に縮まって、そして、村雨くんの唇が、私の唇に……触れようとした時。