絶えぬ想い、君に


そう頭の中で呟いてると、ふと自分の目線が池内に向いた。



…え?



なんで今俺池内見たの?



いやいやいや、俺は浮気してないし。



しかも池内まったく関係ないしね。



ちょっと気にかかっただけだよ。



ってか、俺には関係ないし。



「彼氏に浮気されちゃったんだぁ…。そりゃ落ち込むよな。」



慎吾が小さい声で言った。



え!?って驚きたくなるくらいに、いい子な発言。



慎吾はこう言ってても軽いっすからね。



「な、京平。」


「え?あぁ、うん。」



浮気されちゃった…か。



…てか別れたってことは、浮気されて自分の方が捨てられたってこと?



あぁ~…



それは痛いかもね。



< 107 / 356 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop