王子と王子の愛しの姫(仮)
「では・・・蘭さん・・・いや、蘭。」
「はい。」
「最近、芸能ニュースはみている?」
「す・・・すみません。見てません。」
社長はそう・・・と一言息をついた。
「別に構わないわ。
蘭には・・・ドラマのオーディションを受けて欲しいの。」
「お・・・オーディション・・・」
血が騒ぐ。
小学校のことを思い出す・・・
私・・・
「やります!やらせてください!!」
「そう・・よかったわ。〇〇テレビの9時からのラブストーリで・・・
新人俳優の・・・富山瑞希の相手役を決めるオーディションなの」
・・・と・・・富山瑞希?
一瞬瑞希?って思ったけど、同姓同名だろう・・・
そして社長は新聞を広げた。
「あ・・・丁度、富山瑞希のでる番組があるわ」
そういって、社長はテレビを点けた。
画面には、私の知っている・・・瑞希がいた。