不器用恋愛~甘いキスをあなたと♥~


「ただ……今日は1人で居たくなかったから……」



「は?」



あっ……



ポロッと本心が漏れてしまった。




「まぁ、あるよな。そういう時……」



「へっ……」



まさかそんなことを言われるなんて思わなかったから、気の抜けたような返事になってしまった。




「1人は、寂しいよな……」




ボソッとそう言った先輩の言葉に……ポロッと何かが頬を伝った。




「あ、あれ?あたし……」







あたし……泣いてる?








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