死に神ゲーム



暫くボー然としていたその場。



ハッとした私と雅人は慌ててカウンターへと行った。






「あ、あの!さっきのって」



「何があったんですか!?」





カウンターへと来たが二人して伝票をおきながらウェイターへと聞く。




「あ、ああ・・・セレーネの制服着てた女の子がその・・・うちのバイトが絡んでね・・・それを彼氏らしき同じセレーネの制服着てた男の子が助けたんだよ」





その人は此処の店長さんで、自分のカフェのバイトが原因ということもあり言いにくそうに苦笑いをしてた。




「セレーネって、聖・セレーネ学園?」




「あの、超大金持ち高校?日本でも有数のか?」




「英国の王子がいるって噂の?」




「敷地内に芸能事務所があるって噂の?」





私達が言うとマスターはコクンと頷いた。



マジでか・・・。



< 23 / 90 >

この作品をシェア

pagetop