また、明日~天使の翼を持つキミへ~
「うそ!?」
「ホントだって!! あのポスターを見て、俺に声をかけてきてくれたんだ」
「ホントに?」
「だーかーらー、本当だって!!」
「本当の本当に?」
「本当の本当に!!」
な? と、親太郎が3人に言った。
あたし達のやり取りに苦笑しながらも、大きく頷く3人。
「俺ら、中学の時にバンドやっててさ」
「結構本格的にやってたんだけど……」
「受験とかで自然とバンドから離れていっちゃってて」
3人が目を見合わせながら、それぞれ言った。
「高校に入ったら、また始めようなって言ってたんだ。でも実際、できるかなって不安でさ」
「そうそう。また本格的にやりたいけど、俺ら3人じゃ人足りないし。あと1人いたらなぁって話してるところだったんだ」
「その時にメンバー募集のポスターを見てさ。俺らみたいにバンド好きなヤツいたんだなって嬉しくなっちゃって」
そう言って、3人は嬉しそうに笑った。