星降る夜にサンタにKissを

「フフッ・・・で??学校に何があるの?」


息を整えて三汰の顔を覗き込む


「そうだ!!急ごう!!」

「もぉ!!!また走るの!!」


呆れたように聞くアタシに三汰は振り向きながら楽しそうに笑う


「もぉすぐだから♪♪」


手を引かれながら校門を潜って、真っ暗な校舎を横切った。


着いたのは中庭で


「ほら見て・・・」


三汰が見ている先に

綺麗なツリーが暗い世界を暖かく照らしていた


「綺麗・・・・」


中庭にツリーがあるのは知ってたけど、こんな時間に明かりが点いてるなんて知らなかった・・


ライトアップされたツリーは降り積もる雪を白く照らし、オーナメントはキラキラと輝いて、星に見えた


「綺麗だろ?実はさ、、クリスマスが終わった24時から1時間くらいだけ点けてくれるみたいなんだ。」

「なんで知ってるの・・」


「空を飛んでたから・・かな。」


「空・・・?」


三汰は雪が降りてくる白い空を指指して、、


「な〜んてな♪♪秘密………」


って目を細めた


・・トクン………


その顔がライトで照らし出されて輝いて見えた


あまりにも切ないその風景に


しばらくの間


目を反らせなかった




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