星降る夜にサンタにKissを
「ねぇ・・苺実、知ってる?」
「えっ・・」
三汰はもう一度アタシの手を握り締める
「このツリーの前で、愛を誓って誰にも見られずキスした恋人は永遠に結ばれるんだって……」
三汰・・・・
ゆっくりとツリーの下まで歩いて、アタシの瞳を真っ直ぐに見つめ真剣な顔をした
「きっと・・この先もたくさんの事があると思うんだ。
だけど信じてほしい・・俺には苺実だけだから………だから苺実信じて・・・なにがあっても信じて、、、、」
「三汰・・・なんでそんな悲しい顔するの、、、、」
泣き出してしまいそうな三汰の冷たい頬を両手で包んだ
「苺実・・・クリスマス…会えなくてごめんな。」
「ううん、平気だよ。だってこんなに寒いのに逢いに来てくれたじゃない!!」
クリスマスを過ごす事が大切なんじゃない・・・
大切な誰かと
これから続く毎日が幸せでいられるように願う事が素敵で大切なことだから・・・
それにね、サンタクロースはクリスマスを少し過ぎたけどきちんと三汰に逢わせてくれた
しかも
綺麗なツリーまで
「三汰が居てくれるだけで幸せだよ。」
「ありがとう苺実・・・愛してる・・・」
「うん・・アタシも・・・」
ツリーの光りに照らされて
アタシと三汰の唇は静かに重なり合った