星降る夜にサンタにKissを
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ツリーの前で永遠を誓った日からずっと左の薬指にはめている指輪
5年間一度も外すことなく、アタシの身体の一部になっていた
今あの時の三汰の言葉を思い出すと、きっと付き合った時から彼には秘密にしなくちゃいけないなにかがあったんだと気付く
会えないと言われた日には悲しくて、寂しくて下を向いていたけど三汰はもっと辛そうだった
毎年クリスマスに会えなくても、クリスマスが終わりをつげる午前0時に必ず会いに来てくれた三汰
いつだってアタシを一番に考えてくれて
笑顔で癒してくれた
クリスマスだけ会えないアタシの恋人
でもそれ以外はいつでも側にいて楽しい思い出をくれた
「アタシ………」
なぜだか急に三汰との5年分の思い出を辿りたくなって、押し入れから何冊もあるアルバムを引っ張り出した
ドサッと床に置いて散らかりきった部屋のベットの上で、ひとつ、またひとつとアルバムを開いていく