星降る夜にサンタにKissを
「せっかく準備してくれたのに・・・酷い顔だよね・・・」
アルバムを閉じて、思う
クリスマスに会えない三汰
でも三汰はアタシを裏切ったりしてないんじゃないか?
だっていつだって優しかった
5年前から何も変わらない
アタシの大好きな三汰
宮本三汰は何も変わってない
変わってしまったのはアタシなのかな・・・
5年いた中で三汰を信じる事が出来なくなって
疑心暗鬼の塊になってしまった
『俺を信じて・・・』
彼が落とした願いを掬えなかった
後悔が波のように押し寄せた
どうして信じなかったの
愚痴る前に、不安な気持ちを表にだそうともしなかった
向き合うこともせずに
努力すらせず
逃げていた
自分ばっかりって思って
三汰を責めていただけ・・・
「アタシ・・・・・」
薄汚い部屋で後悔を繰り返す
これじゃあ今までと変わらないよ・・・・
「三汰・・・・!!!」
手探りでコートを探して掴んだアタシは
それを着ながら、寒空の外へ飛び出した