星降る夜にサンタにKissを
「三・・・////」
「二人が初めて誓いのキスを交わす時、サンタクロースの神からプレゼントが送られる・・・」
甘い吐息が唇にかかり
今度はさっきよりも長いキスが粉雪のように、舞い落ちた
「ア・・・サン・・タ・・」
「苺実・・・愛してるよ・・」
5年分の時間を埋めるように、甘く、切ないキスを繰り返す
三汰の首に手を回して、三汰がくれる愛を・・キスを全身で感じた
「来たな・・・」
キスとの間に、囁いた言葉
ぼんやりした頭で、潤んだ瞳で三汰の顔を見つめるアタシのおでこにチュッとキスして
いきなりカーテンを開いて、寒い風が吹くベランダのドアを開けた
開け放たれたドアから冷たい北風が入ってきて、頬を撫でる
「三汰・・・」
「いいから見て・・」
言われた通り真っ暗に染まった夜の空を眺めた
「あ・・・あれ・・・」
遠くから光るなにかが近づいて来るのが分かる
・・チリン、、チリン、、
微かに聞こえてくる鈴の音
やがて大きくなったその音はアタシと三汰の目の前で止まった
さっきまでぼんやりしていた頭の中が、今ははっきりとしている
「三汰・・これ・・」
「さぁ、苺実。君が名前をつけてあげて♪」
二人用のソリを引いて、鼻を赤く光らせたトナカイが冬の空に浮かんでいた