星降る夜にサンタにKissを
クリスタルは気持ちの良さそうな顔で撫でられてる
「トナカイって柔らかくて気持ちいいんだね・・」
チリンと音を鳴らしながら、アタシの顔に鼻を擦りつけてきた
「フフッ・・クリスタルったらくすぐったいてば・・」
「クリスタル、苺実が好きみたいだな」
何度も、何度も鼻を擦りつける
その度に綺麗な鈴の音が鳴り響いた
穏やかな時間が流れていく中で
クリスタルが急に顔を上げて
「えっ・・・なに・・・」
『ォォオ−−−−ン!!!』
大きな雄叫びを一つ上げた
それを合図にするかのようにクリスタルの鈴が光って、アタシ達を白い閃光が一瞬で包みこんだ
あまりの眩しさに目を開けていられなくて、瞼をギュッと閉じた
風を感じる・・・
頬に当たる冷たい風・・・
うっすらと閉じていた瞳を開けた
目に飛び込む景色は真っ暗で、でもさっきよりも星を近く感じる
「苺実・・・下を見て・・」
「下・・・??」
下に広がる風景を見た瞬間、自分が今何をしているのかに気づいた
「三汰ッ!!」
「ん〜??」
「アタシ・・・空飛んでるよ!!」
クリスタルは空高く舞い上がっていた