空の大きさ


俺はこう見えて子供が大好きだ。


みんな小さいときはこんなに可愛いのになんで大人になるにつれてあんなん(主に健吾みたいな)になっていくんだろうか...


まあ、今はそれよりもこの子。


その子とこう約束を交わした後、俺は立ち上がって堀内へと向き直す。


「って勝手に言っちゃったけど、いい?」


「当たり前だよ!この子をここでほっとけないよ」


絶対にそう言ってくれると思ってた。


「じゃあ行くか」


「うん」


と、その前に。


「お名前なんて言うの?」


「くろやまそうじ」


「そうじ君?」


「うん」


俺が聞こうとしていた事を堀内が聞いてくれた。


「そうじ、何歳だ?」


「4さい」


「4さいか、大きいなー。そうじは今保育園?幼稚園?」


「保育園!ももぐみさん!」


ずっと硬かったそうじの表情が段々と和らいでいく。


「よし、じゃあももぐみさんのそうじはパパとママ見つけに行こうか!」


「うん!」


勢い良く返事を返してくれた。


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