空の大きさ


そして探索が始まった。


でも探す、と言ってもできることは歩き回るだけで。


俺と堀内はそれぞれそうじの両端に立って手を繋いでいる。


堀内がこうした方がそうじも安心だろうってことで。


「そうじ君のパパ−!」


「黒山さんいませんかー」


「ママー!」


そう叫びながら歩き回る事10分ぐらい過ぎた頃—



「宗治!」



そう言って走って来た女の人がいた。


その人の後ろには男の人もくっついてきて、


「ママ、パパ!」


やっぱり予想通りそうじのお母さんとお父さんだった。



「宗治!良かった、本当に良かった...」


お母さんは今にも泣き出しそうで駆けつけると真っ直ぐにそうじを抱きしめた。


お父さんは安心した表情で、


「本当にありがとうございました」


といって俺と堀内に頭を下げた。



< 173 / 250 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop