『約束』、
「谷……口…?」 

私は上島に殴られ

口を切ってでも

平然と立っていた

谷口を見つめていた。

「上島…二郎……。お前、吹雪の事好きなんだろ?」

谷口が口から

血を出しながらも

上島に話を始めた。

「しゃべらない方がいい。」

竹崎祐は谷口を止めたが、

谷口はまだ見てるだけで

痛いほどの血を

出してでも

話をしようとする。

「好きな女は殴るんじゃねぇ。」

谷口は右腕で

血を拭きながら言った。

「何言ってんだぁ。風間が俺を好きなんだよ。」

上島もムキになって

言い返す。

「じゃぁ何で2年5組に来た時に吹雪としか話さないんだ…。」

谷口は上島を

睨みながら言った。

「そんなの、風間が俺の事好きだから話したいだろうっつって…思って…。」

上島はヘラヘラした

態度で話をする。

「じゃぁ吹雪がいつ、上島二郎を好きって言った?」

谷口は隙を突いて

わざと返答しにくい

質問をした。

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