★続★『逆高校デビュー』
ミシ−ミシ−とまたゴンドラが揺れて、
あの時と同じ、鉄が擦れる音がした。
「すげ− 夜景が綺麗だな」
あの…悠斗くん。
私そんな余裕ないので、さっさと話しをしてくれたまえ。
「怖い?」
「うん」
今回は素直に言ってみた。
「じゃあ…目つぶっとけ」
あ………なんか
懐かしい……
そう思って、ちょっと浮かれながら、
ギュッと目をつぶった。
向かい側に座っている悠斗、
どうやってキスするんだろう……?
なんて、いろいろ考えながら目をつぶっていても、
なかなか悠斗の唇の感触がなかった。
待ちくたびれて、目を開けたら、
悠斗は、普通にまだ向かい側に座っていた。
「つぶれって」
悠斗がまたいうから、またギュッとつぶった。
「絶対に、いいって言うまで、目開けんなよ」
うん、とうなづいた。
そしたら、悠斗は、
私の左手を持った。
何してんの…………
何??何???
まさか……………