年上王子様とのアリエナイ××①



「つ、着いた~~~」

絶対に二度と乗らないって決めたのに

心に誓ったのに

なんでどうしてこうなっちゃうのかな?


「死ぬかと思った..」



一歩一歩ゆっくり歩くあたしとは対照的にさくさくと足を進める翔さん。


「キスのおかげかな」

後ろを一度振り向いた翔さんが悪戯っぽい笑顔を見せる。


そうだよ!この人ったら酷いんだから!!


移動中叫び続けたあたしに

みんながいる前でキスしたんだよ?


「翔さんのバカ」

膨れてみせるけど

「でも良かったでしょ?」


ちっとも通じない。

まぁ..いいんだけど..

「さて、と」

「いかがなさいますか?これから銀座に向かわれますか?」

ぎ、銀座!?


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