闇の貴公子に偽りの愛を
「何故って…息抜きだと言ったよ?」
王子は立ち上がりアディナのキャラメル色の髪に指を絡ませる。
「で、でも王子っ貴方が此処にいては国王様や王女様が心配なさいますっ」
王子は静かにアディナの唇を唇で塞いだ。
アディナは呆気にとられて言葉も出ない。
「アディナ。僕にも息抜きは必要なんだ。分かってくれるね?」
アディナ小さく頷いた。
「それとアディナ、君にはエドガーと呼んでもらいたいんだ。」
これには流石のアディナも戸惑いを隠せない。
「で、でもお、王子?私は貴方とはみ、身分が違いすぎるわ。呼べるはずかない。」
王子はふっと笑い、
「仕方ない。しかし王子と呼ぶのはやめてくれよ?」
「分かりました。プリンス。」
プリンスは優しく微笑む。
「アディナ…君に決めたよ。」
アディナには話がさっぱり分からない。
「プリンス意味が……」
「僕の花嫁だ。」
アディナは自分の耳を疑った。