Little World 〜幼なじみ〜
*颯也
「はっ?莉子を壁に押しつけた〜?!」
「バカ!声がでけぇーよ!」
「あ、悪い…。」
今は屋上で、耀太に昨日の事を報告中。
…めっちゃ後悔してる。
まともに莉子の顔見れねぇーし。学校来るときも、喋れなかったし。
でも止まらなかったんだよ。
莉子がアイツに取られる気がして…。
つっても、莉子は俺のじゃない。
分かってるけど…、どうしても悔しかったんだ。
だぁ〜、もう!!
やっちまったもんは仕方ないけど、この先どうしたら良いんだよ!
「さすがの颯也も、好きな子のことになると1人の男だな」
「意味わかんねぇー…」
寝転がって空を見上げた。
あー、俺って独占欲強すぎんのか?