白い気球の赤いベル
第四章「夏休み」
人の本質に触れた八月中旬。私は重い脚で左右のペダルを踏み込んで学校へ向かった。
暑い日だ。
気が重くて重すぎて、本当は今日もを使うつもりだったのに、と私は思う。
だが、今日はパソコン教室を希望していた日だ。「教室」と付いていても道徳の調べ物をパソコンで自由に調べるだけだ。自分が希望していた日に行かなければ、残り少ない夏休みの別の日に行かなければならない。
今日は部活の練習の間にパソコン教室が入るので、教室の時間になれば練習をその分抜けられる。そのため見事に練習時間は、ガクンッと減る。
なかなか行く気にはなれなかった私だが、ガクンッと減るならば、ささっと行ってきて、とっとこ帰ってこようと思ったのだ。
暑い日だ。
気が重くて重すぎて、本当は今日もを使うつもりだったのに、と私は思う。
だが、今日はパソコン教室を希望していた日だ。「教室」と付いていても道徳の調べ物をパソコンで自由に調べるだけだ。自分が希望していた日に行かなければ、残り少ない夏休みの別の日に行かなければならない。
今日は部活の練習の間にパソコン教室が入るので、教室の時間になれば練習をその分抜けられる。そのため見事に練習時間は、ガクンッと減る。
なかなか行く気にはなれなかった私だが、ガクンッと減るならば、ささっと行ってきて、とっとこ帰ってこようと思ったのだ。