恋迷路〜マイゴノコイゴコロ〜




ひたすら、道を進んだ。
痛いよ…
胸が痛い。
涙が止まらない。



忘れたくって。
先輩の顔も、声も…
先輩との記憶も全部、私の頭から消したくて…。


ワケも分からないまま、私は道を進んだ。





そのうち、小さな公園に辿り着いた。
今は、帰りたくない。
そう思って、私はその公園にあるベンチに座った。






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