God of Death
歩夢にだって、好きな女の子はいる。一年、二年と同じクラスで、入学当初隣の席だった女の子。
現在は十一月。中学生になってからもう一年半以上も経つが、ただの片想いでとどまっている。
何故なら歩夢は、好きな女の子に告白した経験が一度も無く、どう告白したらいいのか分からず躊躇してしまっているのだ。
結局想いを伝えることの無いまま、それでも好きという感情だけ一人歩きしている。
諦めようにも、諦めきれないこの感情。もし、告白して駄目だったら……という考えが巡り、どうしても勇気を振り絞ることが出来ないでいる。
歩夢にとって、ここまで一人の女の子を好きになったのは初めてだった。
現在は十一月。中学生になってからもう一年半以上も経つが、ただの片想いでとどまっている。
何故なら歩夢は、好きな女の子に告白した経験が一度も無く、どう告白したらいいのか分からず躊躇してしまっているのだ。
結局想いを伝えることの無いまま、それでも好きという感情だけ一人歩きしている。
諦めようにも、諦めきれないこの感情。もし、告白して駄目だったら……という考えが巡り、どうしても勇気を振り絞ることが出来ないでいる。
歩夢にとって、ここまで一人の女の子を好きになったのは初めてだった。