月と太陽。

病気

ナース「渡辺さん。どうぞ。」

太陽「・・・はい。」

俺。

不良なんだけど、注射とか病院って超苦手。

こえ―もん。

医者「えっと・・・。」

おいおいおい。

何か、怖くなってきたんだけど。

重い病気だったりして。

やだやだ。

怖いって。

太陽「やだぁ!!!「過労です。」」

医者と俺の声が重なった。

へっ??

過労??

やっ。

吐血だぜ??

吐血。

太陽「え。・・・吐血・・・ですよ??」

医者「かなりの疲れ、ストレスが溜まっています。」

・・・疲れ・・・ストレス・・・。

医者「今日は、ゆっくり休んでください。」

ストレスって、如月のことしかねぇよな。

美月にも、信じてもらえなかったし・・・。

ま。

とりあえず、病気ぢゃないんでしょ??

なら、いっか。

家に帰って、すぐに寝た。

ピピピピ。ピピピピ。

太陽「うっせぇな。」

今日は土曜日。

太陽「あぁあ。もっかい、寝るかっ。」

コンコン。

由美子「太陽っ!!!出かけるわよっ!!!」

太陽「出かけねぇよ。」

由美子「美月ちゃん??が来てるけど。」

太陽「えっ??」

由美子「待ってもらってるから、早くしなさい。」

姉ちゃん、ナイスっ!!!

心の中でそう思い、すぐに玄関までダッシュした。
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