月と太陽。
ガチャ。

太陽「おはよ。」

美月「クスッ。おはようぢゃなくない??」

美月の笑顔を見ると、何故かニヤけてくる。

太陽「っつか、どうしたの??」

美月「渡辺くんに、お願いがある。」

太陽「ん??」

お願いって何だろう??

美月「怒ったり・・・しないでね??」

怒ったり・・・しないでね??

って。

どういうイミ??

ねぇ。

やっぱり、言わないでよ。

美月「もう、渡辺くんには、関わらない。」

太陽「は??何で??」

やば・・・。

泣くかも・・・。

夢にフラれた時の何倍も悲しいんだけど・・・。

美月「やっぱさ・・・。ごめん。」

太陽「ごめんぢゃわかんないよ。」

やだよ。

美月と一緒にいたいよ。

俺は、美月を守れるよ??

美月「ごめんね。」

太陽「待てって!!!」

うぅ・・・。

まただ・・・。

気持ち悪い。

俺。

美月を守ることも出来ないのか??

家の前で膝から、崩れ落ちた俺。

もうそこからの記憶はない。
< 28 / 90 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop