青春はこれからだ!!
秋の屋上は寒く
俺は鼻水が止まらない
ティッシュでふいても
ふいても流れてくる
ズビッ
「なんで…鼻水が止まんないんだよ
うう・・きたねぇ・・」
おまけに涙まで溢れそうになる
「つい最近男の俺に告白してきたくせに…
好きなやつの気持ち位分かれよっ
大体なんで俺があいつらの伝達がかりなんだよっ」
空は少し暗く
うっすらと雲がかかっていた
飛行機はライトをチカチカさせながらとんでいる
冷たいからっとした風が横からぶおっと吹いてくる
ここにいて五分近くだろうか
誰かがギギーっと屋上のドアをあけた
勿論俺はその誰かが小沢であると思った
鼻をふき、
少し胸をドキドキしながら
小沢になにか一言言ってやるつもりだった
「バカがこんなところになにをしにきた?
言うことがあったらまずは俺の前にひざまづけ」
堂々とした態度で
小沢に謝ってもらう自信があった
が、ドアを開けたのは
小沢ではなく新人の松村秋人先生であった
「ごっごめんなさい」
情けない声でひざまづく松村先生
勿論、こんな言葉を先生にいった上、
先生が自分に訳の分からず謝っているのだ
この世から消え去りたい
とおれはおもった
「あ、いや…頭をあげてください!!
あっ・・あれー・・演劇の練習ですから」
「えぇ・・?そうなの?
君演技うまいね~
演劇部??」
さっきまでこわばっていた松村先生の顔がいっきに明るくなる
「いや、興味はあるんですが、
家族との用事があるので部活は……」
無論俺にそんな用事などないし興味もない
勉強するため部活はただの時間の無駄としか思っていないしな。
「そうなのか…それは残念…」
松村先生は黙りこむと
なにかひらめいたように
大きな声でいった
「そうだ!!
実は僕、演劇部部長の経験があるんだ!
今度から昼休みに一緒に練習しよう!」
俺は鼻水が止まらない
ティッシュでふいても
ふいても流れてくる
ズビッ
「なんで…鼻水が止まんないんだよ
うう・・きたねぇ・・」
おまけに涙まで溢れそうになる
「つい最近男の俺に告白してきたくせに…
好きなやつの気持ち位分かれよっ
大体なんで俺があいつらの伝達がかりなんだよっ」
空は少し暗く
うっすらと雲がかかっていた
飛行機はライトをチカチカさせながらとんでいる
冷たいからっとした風が横からぶおっと吹いてくる
ここにいて五分近くだろうか
誰かがギギーっと屋上のドアをあけた
勿論俺はその誰かが小沢であると思った
鼻をふき、
少し胸をドキドキしながら
小沢になにか一言言ってやるつもりだった
「バカがこんなところになにをしにきた?
言うことがあったらまずは俺の前にひざまづけ」
堂々とした態度で
小沢に謝ってもらう自信があった
が、ドアを開けたのは
小沢ではなく新人の松村秋人先生であった
「ごっごめんなさい」
情けない声でひざまづく松村先生
勿論、こんな言葉を先生にいった上、
先生が自分に訳の分からず謝っているのだ
この世から消え去りたい
とおれはおもった
「あ、いや…頭をあげてください!!
あっ・・あれー・・演劇の練習ですから」
「えぇ・・?そうなの?
君演技うまいね~
演劇部??」
さっきまでこわばっていた松村先生の顔がいっきに明るくなる
「いや、興味はあるんですが、
家族との用事があるので部活は……」
無論俺にそんな用事などないし興味もない
勉強するため部活はただの時間の無駄としか思っていないしな。
「そうなのか…それは残念…」
松村先生は黙りこむと
なにかひらめいたように
大きな声でいった
「そうだ!!
実は僕、演劇部部長の経験があるんだ!
今度から昼休みに一緒に練習しよう!」