Hなカテキョ様ッ!!
「本当に春樹君ですか?」

「さぁね?」

「さぁねって…」

愛花は頬を膨らませた。

「うーん」
彼が唸った。

「どうしたんですか?」

「それにしてもなぁ」

「え」

彼はそう言うと両手で愛花の頬を伸ばした。

「いててててっ春樹君」

そう言うと彼は急に意地悪な笑みを浮かべた。

「今後、俺のことは春樹様と呼びナサイ」

「えぇ!?」

春樹は伸ばしながらこういった。
「やっぱり……」

春樹はその時
にこっと一瞬笑った。

あっ!笑った!
めさ可愛い!

と愛花が悶えた次の瞬間。

「愛花、お前八年前とぜんっぜん変わってないべ!」

と笑った。
ケラケラケラケラ

「まるっけぇ、まるっけぇ、可愛いー」

……可愛い?
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