今でも君が大好きで(上)



「あっもうみた?これすっごい危なくない?ここな段差絶対危ない…」

一気に口を動かす私から視線を下に動かした

「お姉さん、扉閉めてもいいですか?」

遠慮がちに聞いてくる運転手さんから視線を直都くんに戻すと

「やべーんだよ
早く乗れよ」

ピンク色した顔は私の髪の毛をぐしゃぐしゃにして走り去った









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