小悪魔×俺様
「ま、奏汰の考えがあるんだろうけど。」

「かわいい息子だな〜、まぢで!!」

「キモイ…。」





俺はペットボトルを何本か持って部屋に戻った。













「んじゃ、行ってきます!!」

「ん。奏汰、事故んなよ。」

「任せろ。」

「咲樹菜。怖くねぇか?」

「怖くないから〜!!仕事頑張ってね〜。じゃ!!」






咲樹菜は今日も学校に行った。




でも…内心怖がってんな、あれは。




わかったけど、咲樹菜が頑張ろうとしてるなら余計なことは言っちゃいけねぇよな。





「咲樹菜チャン…いじめられてるんだって?」

「楓。まぁな。大丈夫、楓と同じ気持ちにはさせねぇから。」

「ん…。頼んだよ。」





心配そうに俺を見る楓。





自分の経験があるぶん、心配なんだと思う。






「じゃ、俺もいく。そろそろあっくん来るし。」

「あたしは午後から♪」






楓はまだ続けるみたいだな。





俺は映画の主演です…。






「弘夢、おはよ。」

「あっくん。おはよ。」





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