小悪魔×俺様
うん…そうだね。
あたしも弘夢や葉那や琉くんと出会えて良かった。
ひとりぼっちだったあたしを、明るいところに引っ張り出してくれた。
「これから、全員がそれぞれの道を進むけど、いつかどこかで会えたら嬉しいと思う。そして、後輩たちにも大切なものを見つけてほしいです。…答辞。館木弘夢。」
弘夢の言葉にみんなが泣いた。
卒業生だけじゃないよ?
後輩も。
さすが弘夢だね。
「咲樹菜!」
「弘夢!!答辞ヤバイ。」
「ヤバイ!?」
「ヤバイ良くて泣きそう。」
あたしがそう言うと、優しく笑った弘夢。
それから教室でみんなで泣いて解散。
午後から打ち上げらしい。
「小柳さん…。」
「…なに。」
「打ち上げ…おいでよ。」
「…え?」
今まで散々あたしに嫌がらせしてきた女子がみんなであたしを誘ってる。
これ…夢?
「なんか…だんだん羨ましくなってきた。弘夢くんと小柳さんが。」
あんたが羨ましがってることくらい気づいてたよ。
あたしも弘夢や葉那や琉くんと出会えて良かった。
ひとりぼっちだったあたしを、明るいところに引っ張り出してくれた。
「これから、全員がそれぞれの道を進むけど、いつかどこかで会えたら嬉しいと思う。そして、後輩たちにも大切なものを見つけてほしいです。…答辞。館木弘夢。」
弘夢の言葉にみんなが泣いた。
卒業生だけじゃないよ?
後輩も。
さすが弘夢だね。
「咲樹菜!」
「弘夢!!答辞ヤバイ。」
「ヤバイ!?」
「ヤバイ良くて泣きそう。」
あたしがそう言うと、優しく笑った弘夢。
それから教室でみんなで泣いて解散。
午後から打ち上げらしい。
「小柳さん…。」
「…なに。」
「打ち上げ…おいでよ。」
「…え?」
今まで散々あたしに嫌がらせしてきた女子がみんなであたしを誘ってる。
これ…夢?
「なんか…だんだん羨ましくなってきた。弘夢くんと小柳さんが。」
あんたが羨ましがってることくらい気づいてたよ。