屍の孤島
夕映が思わず目を丸くする。
フェリーターミナルで散り散りになって以降、消息も安否も不明だった仲間達。
その仲間の一人が、こうして無事に合流して来てくれたのだ。
普段冷静で感情をあまり表に出さない夕映でさえ、目頭が熱くなる。
「ほらほら、感涙はあとあと!先に逃げなきゃ!」
初対面の時よりも、どこか頼もしくなっている奏が夕映を急かす。
確かにこの場には、百近いゾンビ達が集結しつつあった。
早く逃げないと車ですら立ち往生してしまう。
というのに。
「ちょっと!何やってんの?」
奏が目を疑う。
何と夕映は徐(おもむろ)に携帯を取り出し、動画でゾンビ達の歩く姿を撮影し始めたのだ。
フェリーターミナルで散り散りになって以降、消息も安否も不明だった仲間達。
その仲間の一人が、こうして無事に合流して来てくれたのだ。
普段冷静で感情をあまり表に出さない夕映でさえ、目頭が熱くなる。
「ほらほら、感涙はあとあと!先に逃げなきゃ!」
初対面の時よりも、どこか頼もしくなっている奏が夕映を急かす。
確かにこの場には、百近いゾンビ達が集結しつつあった。
早く逃げないと車ですら立ち往生してしまう。
というのに。
「ちょっと!何やってんの?」
奏が目を疑う。
何と夕映は徐(おもむろ)に携帯を取り出し、動画でゾンビ達の歩く姿を撮影し始めたのだ。