屍の孤島
順番は決まった。

ヘリがホバリングする中、まずは奏が縄梯子に手をかける。

「急げ!ゾンビがまた迫ってくるぞ!」

奏の背後で猟銃を振り回して牽制しながら秀一が言う。

「あ、焦らせないでよっ…」

手を滑らせないよう、一段ずつ確実に梯子を昇る奏。

ある程度昇ったら、次は秀一の番だ。

ゾンビ達との乱闘で疲れ切っているとはいえ、そこは男。

素早く梯子を昇る。

そして最後に夕映だ。

ゾンビ達が足元にまで迫る中、何とか彼らの手の届かない位置にまで梯子を昇る。

「行ってくれ!」

秀一がヘリのパイロットに向かって叫んだ。

同時にヘリは上昇を始める!

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