幕末純想恋歌




───しばらくたって、葵が落ち着いてきた頃。


「…お、お梅…さん…、く、…くる……し……」


「お母さんよ。じゃなきゃ返事しません。お母様もしくはお姉ちゃんお姉様も可。躾は厳しくします。ビシッバシッて感じで。ふふ、愛の鞭よ、ふふふふ…これから楽しみだわぁ……」



「……くる…、し…」


「ほら、何て呼ぶの?あ・お・い?」


「…くるし…………」



「……その辺にしておけ。お前の胸で葵が窒息するぞ…」



お梅の胸はとても豊かだった。


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