幕末純想恋歌
「「ごちそうさまでした。」」

「本当おいしかったです。沖田さんがあんなに食べちゃう理由すごくわかりました。」

「ね?そうでしょ?なのにみんなして引くんだよ。特に、土方さん。妖怪でもみるような目で見てくるんだから。ひどいよね。」

「はい。美味しいんだから仕方がないです。あ~、また食べたいなぁ。」

葵がにこにこしている。

美味しいものを食べて元気になったようだ。

それでいいと思う。

「非番の日、また、連れてきてあげる。」

それくらいいくらでもしてあげる。

この子が喜んでくれるなら。

「本当ですか!?ありがとうございます!!」

「さて、そろそろ帰りますか。ゆっくり帰れば時間いい感じになるんじゃないかな?」

「は~い。」  
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