Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ


「最後まで聞くのが怖くて、頭が痛いフリをした。最初は仮病だったけど、だんだん意識が遠のいてきて、本当に頭痛がしてきたんだ。」

「碧。」

「逃げたんだよね、私。」

「先に言い訳したのはアイツだ。」

「じゃあお互いがお互いから逃げたんだね。」

「・・・。」

やばい、、泣きそうだ。

「もうダメなのかなー、私たち。」

「・・・。」

「結婚するって言ってても一時の気の迷いだったのかも。」

「泣いてる。」

「えー、泣いてないよ。」

涙がこぼれないように上を向き、潤んだ瞳を見せないようにとびっきりの笑顔と、とびっきりの明るい声で話しているのに。

「声が泣いてるよ、今の碧。」

「・・・・。」



純のこういうとこに弱い。

人の見えないところに敏感だ。



「やっぱり、」

「ん?」



「やっぱり、お前東京行け。」



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