Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ
編集部がある出版社のロビーで、純が受付をしてくれている間、私は美南に今までのことを大まかに話した。
病気のこと
学校を辞めてしまったこと
それから、慧のことも
「何て言ったらいいか、わたし。」
少し同情が混じる美南の声。
「何も言わないで。」
「・・・。」
「何も言えないよ。」
「・・・・ごめん・・。」
「違うの、それが普通でしょ。久しぶりに会って、いきなり目が見えないの私って。そう言われても何も返せないのが普通だと思う。」
「距離を感じてたのは私だけじゃないってことか。」
「え?」
とても長く感じた沈黙を破ったのは美南だった。