Sky Blue-同じ空の下-Ⅱ
小さい頃から隣にはチカがいて、純がいて、廉がいる。
当たり前のように毎日遊んで、一緒に勉強して、一緒に泣いて
ずっと島で生きていくと思っていた。好きな人と結婚して、その子供も島で育っての繰り返し。
勝手に描いていた未来図が崩れだしたのは、中学に通いだしてからだ。
親は私を都会の進学校へ入学させようとしている
そうなれば、きっとこの島にいられるのもあと少し
そして、壊れる音がした
中学3年の夏
東京からやってきたひとりの女の子が4人の幼馴染みの中に入ってきた。
気付いたら周りに馴染み、昔からの知り合いのように話す、その女の子。
休みの日に学校の廊下から見た、その子と男の子の後ろ姿。
急速に近づく私の幼馴染みとその子。
私はひとり出遅れて、都会行き。