超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
――理科準備室のドアをノックすると、中から「誰だよ?」と、無愛想な声が響いた。

(やっぱり、ここにいるし……)と、軽くため息を吐く。

(『職員室に来い』って言ったのは自分なのに、なんでさも当たり前のようにここにいるのよ…)

ぶつぶつと心の中で言いながら、私はガラリとドアを開けた。

中には、試験管などの実験用具が置かれた長机にドンと両足を投げ出した、教師とは思えないようなかっこうの流星の姿があった。

そのあまりに横柄そうな姿に、思わず眉をしかめると、

「おぉー夏目か。よくここがわかったな?」

と、流星は軽く笑った。
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