超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
「子爵さまに悪いですから……」

と、三日月が連絡を取り付けようと電話に手をかける。

「いいから……」

と、それをやめさせようとして、ふいに思った。

どうせなら、この男をパートナーにしてみようか……と――。

「…ねぇ、三日月? パートナーにはあなたがなってくれない?」

我ながら面白い思いつきに感じた。

「私が…ですか?」

と、三日月が怪訝そうに聞き返してくる。

「そう。だってあなたが、今夜の私のパートナーになってくれれば、なんの問題もないでしょ?」

そう答えて、にっこりと微笑んで見せる。
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