超イケメン☆ホストクラブ【番外編】
悔しさが一段とこみ上げて、でもそれを言葉にすることもできずに、

「そんなこと、わかってます……」

と、私は唇を噛みしめた。

「わかってんなら、いらない仕事で残業とか、しなくていいんじゃん?」

「い…いらない仕事って、なんですか?!」

怒りが抑え切れずに、キッと銀河をにらむ。

「そんなにすぐ怒るなって、言っただろ。まぁ、怒った顔もかわいい……」

パンッと、平手で銀河の頬を張った。

「ちぃ……いきなり叩くとか、どういうことだよ…」

頬に手をあてる銀河に、

「謝りませんから……」

と、言葉を浴びせる。
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