君の光を想う



「お前…柚の前からマジで消えるつもりかよ。分かんねーのかよ、お前が居るから柚の笑顔があんだろ。お前が消えたら柚の笑顔も消える」




俯く羽井祐馬が顔が上げ、睨みと共に強く想いがぶつかる。




「柚の傍に居ろバーカ、お前じゃねーと駄目なんだろ」





俺の目を見ずに素早い口調で告げながら足を進める。


まだ思考が追い付かない。


良く理解出来ない状況。




< 338 / 347 >

この作品をシェア

pagetop