可愛くてごめんなさい。
「あたしは西条 梨花(さいじょう りか)。
名前は女の子らしいけど…
まぁ、見ての通りこの性格にはまったく似合わない名前さ…」
(確かに…
ほんっとに名前に似合わず性格がサバサバしているし、
なんせこの口の悪さだ…)
「じゃあ梨花って呼ぶ。
てか、マジで可愛い名前。」
ニヤッと笑うと、
梨花は恥ずかしそうに目をそらした。
(おもしろっ)
「うるせぇよ。
んで、自分は言わないのか?」
「だって知ってんでしょ?
…ゴホン
御堂伊織です!
趣味は自分の美しさを磨くことです!
よろしく〜」
ワザとぶりっこで言ってみた。
(どう反応するだろ?)
梨花の顔は歪んでいて引いていた。
「うわぁ、
やっぱうぜぇ……
てか、なんて悪趣味だ」
……………
アハハハハハハハ
とまた二人で笑って、
仲良くなれそうだなと言われ
笑顔で頷いた。
「よぅし!
せっかくカラオケに来たんだし
歌わなきゃな!」
と言いながら十八番であろう曲を慣れた手つきで押した。
正直………
盛り上がった。
そうやって私に親友が出来た一日が終わった。
名前は女の子らしいけど…
まぁ、見ての通りこの性格にはまったく似合わない名前さ…」
(確かに…
ほんっとに名前に似合わず性格がサバサバしているし、
なんせこの口の悪さだ…)
「じゃあ梨花って呼ぶ。
てか、マジで可愛い名前。」
ニヤッと笑うと、
梨花は恥ずかしそうに目をそらした。
(おもしろっ)
「うるせぇよ。
んで、自分は言わないのか?」
「だって知ってんでしょ?
…ゴホン
御堂伊織です!
趣味は自分の美しさを磨くことです!
よろしく〜」
ワザとぶりっこで言ってみた。
(どう反応するだろ?)
梨花の顔は歪んでいて引いていた。
「うわぁ、
やっぱうぜぇ……
てか、なんて悪趣味だ」
……………
アハハハハハハハ
とまた二人で笑って、
仲良くなれそうだなと言われ
笑顔で頷いた。
「よぅし!
せっかくカラオケに来たんだし
歌わなきゃな!」
と言いながら十八番であろう曲を慣れた手つきで押した。
正直………
盛り上がった。
そうやって私に親友が出来た一日が終わった。