先輩と甘い恋 ~Sweet☆Love~




『大丈夫?椎榎…。疲れてるんだったらきちんと休むんだよ!』


「うん…そうだね…。」


『じゃ私は戻るね。保健室にでも行って休みな…。』


「そうしよっかな…。ごめんね美空…。」


『ううん…。じゃあね!』


「バイバイ!」


優しく微笑んで手を振る椎榎。


本当大丈夫かな……?

…少し心配だな…。

あとで保健室行ってみようかな…。


その時ちょうどチャイムも鳴り私はチャイムと同時に席に着いた。


そして今の時間は数学。

あまり好きではない教科。

むしろ苦手……。


それにしっかりついて行けるように先生の話に耳を傾けていると隣の子と目が合った。









< 12 / 99 >

この作品をシェア

pagetop