もう一度、名前を呼んで。【完結】
今日は不安定だ…
早く寝て、忘れよう。
あたしが考えたこと全部、消えたらいい。
人に頼らないと生きていけない弱いあたしなんか消えればいい。
そんなとき、なんだか騒がしくなった。
「おっ、奥様!!おかえりなさいませ。」
――奥様?
つまり、ママ?
「藍那は?いないの?」
「お食事中ですよ、奥様。」
ガチャッとリビングの扉が開いて。
「藍那〜!!!!!」
ママが来た。