もう一度、名前を呼んで。【完結】
キラキラ笑ってママが帰ってきた。
「おかえり、ママ。」
「やだ〜藍那におかえりって言われた〜!」
テンションが菜摘さんみたいになってるよ……
「パパは?」
「風斗はまだ仕事なのよね〜」
コートをメイドに渡して、あたしの向かいに腰を下ろした。
なんだか、一つ一つの動作に品がある。
やっぱりお金持ちの世界にいたら身につくものなのかな。
…あたしにも?
まぁなくはないとは思うけどさ。