春蘭学園の恋愛事情
俺の言葉でようやく
元の生活に戻ると
思ったのだがコイツは、
「先輩はこんなにも
つきまとわれるのが
初めてなんですか?
先輩の初めてを
いただけて幸せです!!」
変な解釈をして
喜んでいる。
「はぁー…
そうじゃなくっ」
「先輩!!
…また来ますね?
失礼します」
予鈴のチャイムを聞き、
俺の言葉を遮って
行ってしまった。
その時のあいつの
綺麗な瞳が潤んで
見えたのは、
気のせいだろうか。