黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
家中、捜した。
『麗っ!麗、どこ?返事してっ!』
そして、最後。
麗の部屋。
ドアを開けた瞬間、心臓が止まるかと思った。
『ーーーっ!麗っ!』
麗が、床に崩れ落ちていた。
私はすぐに救急車を呼んだ。
そして、病院。
『白血病?…麗が?』
「そうですね。この年代なら治りやすいが、………発見が遅すぎた。
助かる見込みは、限りなくゼロに近い。」
現実を
受けとめたくなかった。